その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

Titanium開発情報(日本語)を集めてみました

Objective-CはわかるけどJavaScriptは全くわからないのでTitaniumは今まであまり意識してこなかったのですが、最近「AndroidアプリとiPhoneアプリをひとつのソースコードでつくれる」いわゆるクロスプラットフォーム開発環境は何がいいか?を模索していて、これに行き着きました。


・標準SDKが一通りラップされてる
 →UIKitとかMapKitを使える

・JSで書くけど、最終的にはネイティブコード(Objective-C/Java)を生成してくれる
 →ネイティブでできることは全部できる


ここらへんが決め手になりました。


クロスプラットフォームという点ではUnityなんかも気になってましたが、iPhoneアプリ開発において「cocos2dの利用を検討しては結局見送ることになる」(作るアプリにおいてゲームエンジン的な機能があまり必要ないため)ということが何度もあったので、Unityもあまり縁はないかも。


で、とりあえずTitaniumをダウンロード&インストールしてる間にいろいろ開発情報を集めてみたので、以下にまとめておきます。


Titanium開発情報(日本語)

正式リリース以前から発展途上のためドキュメントが整備・充実しておらず、さらに日本語での実際の開発について触れられた情報となるとほとんど無いのが実情でした。誰かがやってくれるだろうという思いのままでは何も変わらないので、Appceleratorのオープンソース戦略の一端を勝手に担うべく、一念発起して日本語での情報をまとめていこうと思い、本プロジェクトを立ち上げました。

「Titaniumで開発していても、その枠組みから外れるようなことがやりたくなったときに手詰まりになってしまうのではないか」という懸念があったが、

Objective-CでiOS SDKで開発するのと同じようにコードを書いて、TitaniumからJavaScriptで利用できる形につなぎ込むことができる。

とはいえ、一番のがっかりポイントは「iPhoneもAndroidもこれでまとめて開発できます!」という売り文句がまるで実用的ではないこと。


AndroidのSDKがあれ、ということもありますが、全っ然うまく動きません。起動すらしない。起動するための発動条件があったりする!結局コード内で分岐命令書かざるをえない、ということでまったくもって・・・残念です(今のバージョンではね)。


個人的には割り切ってiPhoneアプリ開発に使おうかと思います。

えっまじですか????