その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

『iOSアプリと連携させて使えるデバイスたち』という連載を始めました

今日から、gihyo.jpで新しい連載が始まりました。


iOSアプリと連携させて使えるデバイスたち


というタイトルで、 iOSアプリと連携させるためのSDKや、Web APIが用意されているデバイスを紹介していこうと思っています。

iPhoneやiPadは,あたりまえですが画面があって音も出て,インターネットにもつながり,さらにはGPSや加速度センサも付いていて,スマートフォンアプリに必要な機能を実現するにはかなり「揃っている」デバイスです。ただ,それでもiPhoneからにおいは出せませんし,脳波はとれませんし,時計のように腕に巻くことはできませんし,直接電子回路をつなげることはできません。


そういった「iOSデバイスにない機能」を使うには,外部デバイスに頼る必要があります。嬉しいことに,昨今のスマホアプリ開発人気のおかげで,iOSアプリと連携させて使えるデバイス,すなわちiOSアプリと連携させるためのSDKや,Web APIが用意されているデバイスが色々と市販され始めています。


本連載では,そういった「iOSアプリの可能性を広げるデバイス」を毎回1つずつ取り上げ,その特長や,連携させるためのアプリ側の実装方法などを紹介していきます。

(第1回「はじめに」より)


というようなコンセプトとなっております。

第1回 「konashi」とiOSアプリを連携させる

記念すべき第1回目は国産フィジカルコンピューティングデバイス『konashi』を紹介しています。


http://gihyo.jp/dev/serial/01/futuredevice/0001



対象読者としては、

  • Objective-C で iOS アプリはつくれる
  • デバイスまわりの専門知識はない
  • でも興味がある

こんな感じの方々(要は僕自身)をイメージしているので、デバイスは使いつつ、アプリ側の実装、もしくはデバイスの組み合わせであれこれやるというスタンスになる予定です。


というわけでこの第1回も、フィジカルコンピューティングデバイスを扱いつつも電子回路的な話には踏み込まない範囲で書いています。


元同僚で現ユカイ工学の Rentaro Nozaki さんや、開発者の Reo Matsumura さんにもご協力いただきました。

連載開始の経緯

ずっとリアルデバイスには興味あったのですが、Arduinoのワークショップに参加してみたりしつつ、

  • 「どうやら自分は電子回路とかを本格的に学びたいとは思ってないらしい」
  • 「はんだづけも、ブレッドボードもあまり好きじゃないなぁ。。」


などなど方向性を模索するうち、


得意なiOSアプリをベースにしつつ、その可能性を広げるようなデバイスを使う


というあたりがリアルデバイス周りで自分の一番興味あるポイントだなとたどり着きました。


で、以前の連載 でお世話になった技術評論社の馮さんに、

 Shuichi Tsutsumi 10/22, 5:56am


Fuonさん、ご無沙汰しております。元カヤック、現AppSociallyの堤です。gihyo.jpへの連載のアイデアがあり、ご相談したく。(後略)

早朝5時のテンションで企画持ち込みメッセージ を送ってみたところ、

 Tomihisa Fuon 10/22, 8:30am


ご無沙汰しております.おもしろいですね.

ありがたいことに見事採用していただけた、という経緯です。

そんなわけで

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします!!!!