その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

バイナリに arm64 アーキテクチャが含まれているかを確認する

xcrun コマンドを使用します。

$ xcrun lipo -info <path_for_binary>


たとえば AppSocially SDK について調べてみると、

$ xcrun lipo -info AppSocially.framework/Versions/A/AppSocially


下記のように、出力されました。

Architectures in the fat file: AppSocially are: armv7 armv7s i386 arm64 

armv7, armv7s, arm64 と、i386(シミュレータ用)のアーキテクチャに対応していることがわかります *1

lipo コマンドと、-info オプションについて

lipo とその -info オプションについて man コマンドで調べると

$ man lipo


下記のように説明されています。

lipo - create or operate on universal files
-info  Briefly list the architecture types in the input universal  file
         (just the names of each architecture).

lipo コマンドは ユニバーサルファイルを生成、操作する もの、 -info オプションは ユニバーサルファイルに含まれているアーキテクチャの種類のリストを出力する もの、とのことです。

参考記事

確認方法は下記記事を参考にしました。


また 32bit/64bit 同梱バイナリ生成にあたってのビルド設定については、下記記事を参考にしました。

*1:AppSociallySDKのarm64対応版は、12/5 AM11現在は未リリース