その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

独立してから第4四半期目の実績まとめ

2014年11月〜2015年1月にフリーランスとしてやらせていただいたお仕事をまとめました。


3ヶ月毎にまとめつづけて今回で4回目、すなわち独立して一周年!!!!なわけですが、振り返り的なことは昨年の暮れに書いたばかりなので、今回はさらっと。


(過去のまとめ)

書籍執筆

この3ヶ月の仕事量を請求書ベースで数えてみると合計で37人日。平日だけで考えても丸1ヶ月ぐらいは休んでた計算になります。(3ヶ月でざっくり60営業日として)


が、もちろん休んでたわけじゃなくて、むしろ土日祝日・大晦日・元旦関係なく働いておりました。


何をそんなにがんばってたかというと、ずっと前からブログでもたまに触れてた「iOS✕BLEの書籍」を書いてたのでした。


「ページ数が足りない・・・」*1と夢に見たりもしましたが、どうにかこうにかひと通りは書き上げ、初校→修正→再校→修正→三校→修正・・・とあと何往復かすれば無事書店に並びます。


またタイトルや発売日等、詳細が決まり次第お知らせしたいと思います。

(2015.3.18追記)

タイトル、発売日決まりました!


iOS×BLE Core Bluetoothプログラミング
堤 修一 松村 礼央
ソシム
売り上げランキング: 1,106

Macアプリ開発(Moff)

Moffのお仕事で、Mac OS Xアプリを開発しました。iOSでリリース済みのMoffアプリのMac版・・・ではなくて、Moffのアルゴリズム検討で用いる社内用ツール的なアプリです。



初めてのMacアプリでしたが、手馴れている ObjC + Xcode で書けて、それでいて何か新しい世界が拓けていく感じがするという、すごく楽しい体験でした。

【新規】とある新ウェアラブル案件

詳細は会社自体が何らかのプレスリリースとか出すまで控えたいと思いますが、BLEと音声処理が絡んでて、かなり楽しい案件。

【新規】とあるロボット案件

こちらも詳細はまだ控えます。BLE絡み。

【新規】とあるWatchKit案件

こちらも詳細は秘密ですが、WatchKitを使う案件。


色々と「実際にさわってみてわかった」知見がたまってるので、今度登壇させていただく「iOSオールスターズ勉強会」ではそのあたりの話をさせていただこうかと。

WHILL

アップデート版の開発。ちょっとWHILL本体の方が忙しそうで、月に1〜2人日のスローペースでした。


新しいリリースはないのですが、WHILLの注目度のおかげで、お手伝いしたアプリがTVに出ることもしばしば。


中でもこれはメチャメチャ嬉しかったです。


12月5日放送のダウンタウンの番組『教訓のススメ』でWHILLが紹介され、スタジオで蛭子さんが乗るWHILLを松ちゃんがアプリから遠隔操作する、という場面がありました。


僕の実装したアプリを松ちゃんが操作した、ということは、松ちゃんのタッチ操作を僕が書いたプログラムが処理し、実行したわけで、ある意味僕はついに松ちゃんと会話した!といっても過言ではないのではないでしょうか!!!!(キモくてすいません)中学生の頃ごっつを毎週録画しては2,3回観てたダウンタウンの洗礼をもろに浴びた世代として光栄至極です。

当時のFacebook投稿より)


あと最近知りましたが、WHILLのUSのサイトに、アプリの紹介ページができてました。



アプリはご好評をいただいているとのことです。

SmartDrive

こちらも引き続き。リリース間近なので集まってガッと集中してやろう、ってことで開発合宿に行ってきました。



開発は捗ったしご飯は美味しかったしで大変よかったです。

その他

めでたいことが多い3ヶ月でした。

TechCrunchハッカソンに「特別参加エンジニア」として参加&入賞!

あの増井さん(@masuidrive)と並んで、「特別参加エンジニア」としてTechCrunchハッカソンに呼んでいただきました。


iOSエンジニアのイベントでもないので、99%の参加者の皆様は「誰?」という感じだったと思いますがが、講演とかするわけじゃなく、普通に一緒に参加者としてチームに入ってハックする役回りなので、ひたすら手を動かして、徹夜もして楽しかったです。


(賞もいただきました!)

「Yahoo クリエイティブアワード」グランプリ!!!!

「Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード 2014」で僕の名刺が超ありがたい賞をいただきました。


WBS(ワールドビジネスサテライト)出演!


海外iOS技術書籍にレビュアーとして参加

"Learning iOS 8 for Enterprise" という本。GitHubのiOS8-Samplerがきっかけでご依頼いただきました。



レビュアーということで、バイオグラフィーを載せていただきました。

おわりに:2年目の抱負

つい先週、「モイめし」というツイキャスを運営するモイ代表の赤松さんとの対談番組に出させていただいた際に、赤松さんに不意に尋ねられた際の回答。

いろいろと悩んでいるところではありますが、昨年も目の前の仕事を頑張っていったら何となく良い方向に流れていったので、今書いている本をきっちり書いて、抱えている仕事をきっちりして、それをきっちり発信するということを粛々とやっていきたいと思っています。


というわけでとくに具体的な戦略はないのですが、世の中の流れを見つつ自分の興味に正直に、粛々とやっていきたい所存です。引き続きよろしくお願いします!


*1:ひたすらMarkdownで書いてて、自分がどのくらい書いたのか最後にDTP作業が入るまで把握が困難。技術書はコスト的に一定ページ数以上ないと出せない