その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

シンプルで使いまわしやすいトゥイーンライブラリ "AHEasing"

以前 gihyo.jp に『様々なアニメーションを実現するiOSアプリ用トゥイーンライブラリ3種を比較!』という記事を書かせていただいたのですが、そこで紹介した3つよりも良さげなトゥイーンライブラリがあったので、紹介します。


warrenm / AHEasing


まだデモ動かしてソースをざっと見ただけなのですが、どこが良いと思ったかというと、

  • 本体は CAKeyframeAnimation+AHEasing カテゴリのみ
  • easing.h / easing.c は、イージング関数の定義だけが切り出してあるので、カスタムイージング関数が作りやすい
  • ソースが非常にシンプル
    • CAKeyframeAnimation+AHEasing.m はコメント含め100行もない
    • APIもシンプル。
  • デモがわかりやすい
    • タップした場所に指定イージングでアニメーション移動する
    • イージングカーブをグラフで表示してくれる
    • できることを一通り網羅してある

  • デモについている EasingFunctionGraphView というクラスが便利そう
    • イージング関数を渡せばグラフ描画してくれる
    • 依存ライブラリとかもなく、このクラス(と easing.h)だけで完結する


といったところ。



あとはキーパス名を enum で定義しておいたりすればもっと気軽に使えそうです。
(githubにそういう定義ファイルが落ちてそう)
CALayer でアニメーションさせられるプロパティ一覧