その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

iOS

3D写真の機能をアプリに組み込める「Fyuse SDK」の使い方

Fyuse SDKを使うと、3D写真(=Fyuse)を撮る/見る機能をアプリに組み込むことができます。 本記事ではそんなSDKの使いどころや組み込み方法について紹介してみたいと思います。 ※念のため、このFyuseおよびFyuse SDKは、僕が所属しているFyusion社のプロダ…

「iOS 11 Programming」を共著で執筆しました/本書のおすすめポイント

昨日、共著で執筆したiOSの技術書「iOS 11 Programming」の販売が開始されました! iOS 11 Programming著者:堤 修一,吉田 悠一,池田 翔,坂田 晃一,加藤 尋樹,川邉 雄介,岸川克己,所 友太,永野 哲久,加藤 寛人,発行日:2017年11月16日対応フォーマット:製本…

サンフランシスコで就職して1年が経ちました

昨年9月28日に『フリーランスを休業して就職します』という記事を書いてサンフランシスコの会社に就職し、早1年が経ちました。 実際にはもう1年と2ヶ月ほど経ってまして、この2ヶ月間、何度も記事を書こうと思いテキストエディタを開きつつ、まとめきれずに…

ARKitのサンプルコード集「ARKit-Sampler」を公開しました

iOS 11のリリースと同時に、ARKitのサンプル集「ARKit-Sampler」をオープンソースで公開しました。 ARKit Sampler ソースコードは GitHub に置いてあるので、ご自由にご活用ください。 https://github.com/shu223/ARKit-Sampler 使用言語はSwift 4.0です。 A…

Core ML vs MPS vs BNNS #fincwwdc

昨日FiNCさんのオフィスで開催された「WWDC2017振り返り勉強会」で『Core ML vs MPS vs BNNS』というタイトルでLTしてきました。 iOS 11で追加されたCore MLが非常に注目を集めていますが、「既存の機械学習フレームワークを使って学習させたモデル(のパラ…

iOSの技術書をクラウドファンディングで執筆します - 共著者8人の紹介 #peaks_cc

「PEAKS」という技術書のクラウドファンディングサービスで、今日から9人の執筆陣によるiOSの解説書「iOS 11 Programming」のファンディングが始まりました。 PEAKS(ピークス)|堤 修一, 吉田 悠一, 池田 翔, 坂田 晃一, 加藤 尋樹, 川邉 雄介, 岸川 克己,…

【iOS 11】ARKitについてWWDCのラボで聞いてきたことのメモ

iOS 11から追加された、AR機能を実装するためのフレームワーク「ARKit」についてWWDCのラボ(Appleのデベロッパに直接質問できるコーナー)で聞いたことのメモです。注目のフレームワークなので行列ができてましたが、丁寧に色々と教えてくれたので、忘れな…

API Diffsから見る iOS 11 の新機能 #WWDC17

今年はWWDC会場よりお送りしております。特に何も期待しないまま参加したのですが、開発者的には非常にワクワクする発表がたくさんありました。 基調講演の内容からではなく、ベータ公開されたiOS Dev CenterのAPIリファレンスを見て、個人的に/開発者目線…

【書評】iPhoneアプリ開発講座 はじめてのSwift

現在の最新開発環境である Xcode 8、Swift 3 対応のiOSアプリ開発入門書『iPhoneアプリ開発講座 はじめてのSwift』を、著者の諏訪様・出版社のSBクリエイティブ様よりご恵贈いただきました。 昨年12月に発売されたばかりで、Amazonで購入できます。Kindle版…

try! Swift Tokyo 2017で「クライアントサイド・ディープラーニング」というLTをしました #tryswiftconf

先週開催された "try! Swift Tokyo 2017" にて、"Client-Side Deep Learning" というタイトルでLTしました。発表資料はこちら。 Client-Side Deep Learning from Shuichi Tsutsumi ディープラーニングは強力なコンピューティングパワーが必要なので、従来は…

「シリコンバレーで働くエンジニアと考える、これからのキャリア」という授業をしました

オンライン動画学習サービスSchoo(スクー)で、「シリコンバレーで働くエンジニアと考える、これからのキャリア」と題した授業をさせていただきました。*1 シリコンバレーで働くエンジニアと考える、これからのキャリア 堤 修一 先生 - 無料動画学習|Schoo…

Metalのコンピュートシェーダに関する諸々

Metal の compute shader について。随時書いていきます。 [[ thread_position_in_grid ]] って何? こういう感じで、カーネル関数の引数から受け取れるやつ。 kernel void add_vectors(const device float4 *inA [[ buffer(0) ]], const device float4 *inB…

iOS/MetalのシェーダをWebGL/GLSLから移植する

Metalでグラフィック処理を行うにしろ並列演算を行うにしろ、GPUに処理をさせるためのシェーダを書かないといけないわけですが、これがまだ情報が少なくて、「こういうシェーダを書きたいんだけど、誰かもう書いてないかな・・・」というときに参考になる近…

フリーランスを休業して就職します

2014年からフリーランスiOSプログラマとして活動を始めて2年と8ヶ月。フリーランスという働き方は自分には最高にしっくりきてて、毎日楽しくお仕事させていただいてたのですが、色々とタイミングが重なりまして、タイトルの通り、いったん休業して「会社員」…

iOS 10の新機能のサンプルコード集「iOS-10-Sampler」を公開しました

iOS 10でも大量のAPIが追加されました。が、新しいAPIはどう使うのか、実際に何がどこまでできるのか、といった具体的なところが、英語のドキュメントやWWDCのセッション動画をながめているだけだと正直あまりピンときません。やはり実際にコードを書いて動…

iOSDCのリジェクトコンで『iOSとディープラーニング』について話しました

一昨日メルカリさんのオフィスで開催された iOSDC Reject Conference days2 で、「iOSとディープラーニング」というタイトルで登壇させていただきました。 大層なタイトルですが、僕はディープラーニングや機械学習について詳しいわけではなく、「これから勉…

iOSDCで発表しました『海外のiOSカンファレンスに登壇する - 完全版』 #iOSDC

先週の金・土に練馬で開催された600人規模のiOSカンファレンス「iOSDC 2016」にて、『海外のiOSカンファレンスに登壇する - 完全版』というタイトルで発表させていただきました。 応募時に書いたトーク概要はこちら。 ベルリンの「UIKonf」、ロンドンの「iOS…

イスラエルとパレスチナでiOSとBLEについて講演してきた話

7月24日〜30日、「中東のシリコンバレー」と呼ばれスタートアップがめちゃめちゃ盛り上がっているイスラエルのテルアビブ、IT産業が伸びているというパレスチナのラマッラ、そしてあの聖地エルサレムにて、iOS×BLEについて話してきました。 (在イスラエル日…

【書評】初学者はもちろん、中級者にもオススメのAuto Layout解説書

著者の川邉さん(@jeffsuke)および出版社のリックテレコム様より『よくわかるAuto Layout - iOSレスポンシブデザインをマスター』をご献本いただきました。 タイトルの通りAuto Layoutの解説書で、豊富な図やスクリーンショットを用いて、非常にわかりやす…

【書評】モバイルエンジニア向けのAWS解説書

著者・監修の佐々木 拓郎さん、 高柳さん、および SB Creative さまより『Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法 一番大切な知識と技術が身につく』をご献本いただきました。 昨今のモバイルアプリケーションには大抵の場合バッ…

「プログラマとして食べていく」という話を福井県の学生さん達にしてきました

一昨日、福井県の「ふくい産業支援センター」さんが主催されたセミナーで、標題の講演をさせていただきました。資料はこちら。 参加者約70名のうち、75%は18歳以上の大学生・専門学校生、15%が高校生・高専生、10%が小中学校。これまでエンジニアの中で話を…

【iOS 10】Speechフレームワークで音声認識 - 対応言語リスト付き

iOS 10のドキュメントが公開された当日に書いた下記記事で、最も反響が大きかったのが音声認識APIでした。 http://d.hatena.ne.jp/shu223/20160614/1465862051 今回公開された SiriKit(Intents / IntentsUI)とは別のフレームワーク、Speech Framework とし…

【watchOS 3】API Diffsから見る watchOS 3 の新機能 #WWDC2016

世間から「コレジャナイ」と見放されつつある印象のある Apple Watch / watchOS ですが、APIの面では改善して欲しかった点がちゃんと改善されて、個人的にはまた久々に触ってみたくなっています。 以下、「watchOS 3.0 API Diffs」「What’s New in watchOS」…

【iOS 10】API Diffsから見る iOS 10 の新機能 #WWDC2016

タイムラインでは「つまんねー」「Apple終わってる」「ジョブズがいればこんなことには・・・」という落胆の声をたくさん見かけましたが、"iOS 10.0 API Diffs" や "What's New in iOS" 等のプレリリースドキュメントを見ると今回も新しい機能が数多く追加さ…

BLEを利用した汎用ロボットコアユニット「bCore」を触ってみる

バガボンド・ワークスさんが制作・販売されている「bCore」というハックしがいのある楽しいデバイスを紹介させていただきます。 サイトには「汎用多目的超小型リモコンロボットコアユニット」とあります。少し噛み砕くと、スマホからBLEでモーターとサーボを…

ベルリンとロンドンのiOSカンファレンスで登壇した話 #UIKonf #iOSCon

先週、ベルリンで開催された UIKonf と、ロンドンで開催された iOSCon の両カンファレンスにスピーカーとして参加してきました。 UIKonfの会場(登壇してるのはDaniel氏) まだロンドンにいまして、興奮冷めやらぬうちに記事に書いておきたいと思います。 UI…

海外のカンファレンスに登壇する - 応募編 #potatotips

本日、potatotips #28(iOS/Androidの開発Tips共有会)にて標題の発表をさせていただきました。 iOSのカンファレンスに自分で応募して、採択されるまでの話です。 以下、スライド内容の抜粋。 はじめに iOSのカンファレンス、UIKonf 2016(ベルリン), iOSCo…

「本気ではじめるiPhoneアプリ作り」の紹介/iOSアプリ開発の勉強法について

Yahoo!のiOS黒帯エンジニア、西さん(および SB Creative さま)よりご献本いただきました。 『本気ではじめるiPhoneアプリ作り 黒帯エンジニアがしっかり教える基本テクニック』というタイトルで、環境構築からアプリのリリースまでをカバーした実践的入門…

try! Swift振り返り/英語/国際カンファレンス #tryswiftconf

国内初のiOSの国際カンファレンス「try! Swift」に全日程(3日間)参加してきました。技術的な振り返り(復習)は別記事でやるとして、ここでは感想的なものを。 (今回の主催者であり、Natasha The Robot / This Week in Swift の中の人、ナターシャさんと…

Sketch買ったばかりのプログラマがアイコンデザインに挑戦してみたメモ #tryswiftconf

「try! Swift」2日目のセッション "Live Design:" (日本語タイトル:ライブデザイニング)で、Sketchを使ってサクサクとアイコンをつくっていく過程を見て、 Sketch使いやすそう。買おう。 #tryswiftconf— Tsutsumi Shuichi (@shu223) 2016年3月3日 と思い …