その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

iOSDCで発表しました『海外のiOSカンファレンスに登壇する - 完全版』 #iOSDC

先週の金・土に練馬で開催された600人規模のiOSカンファレンス「iOSDC 2016」にて、『海外のiOSカンファレンスに登壇する - 完全版』というタイトルで発表させていただきました。



応募時に書いたトーク概要はこちら

ベルリンの「UIKonf」、ロンドンの「iOSCon」、サンフランシスコの「AltConf」と、今年は3つの海外のiOSカンファレンスに登壇する機会に恵まれました。


とはいえ招待されたわけではなく、CFPに自ら応募して投票・審査の上で採択された結果です。


本発表では、海外カンファレンスに参加するメリット、CFPの探し方、発表の準備、実際の登壇でうまくいったことや失敗したこと等について話します。


海外のiOSカンファレンスに登壇するためのノウハウ集、というよりは、英語がそんなに得意でもない自分が、どう四苦八苦しつつも海外登壇までこぎつけたのか、その結果どうだったのかという失敗談多めの内容となっております。


動画がこちら。このトークでは埋め込みの音声や動画が重要な役割を担っているので、スライドよりも動画のほうが伝わるかなと思います。


発表スライドはこちら。



以下、裏話や当日の様子について書きたいと思います。

裏話その1: 実行委員長 長谷川さんの神対応

開催前にこういうツイートをしました。


そう、僕の出番はゲストスピーカーである岸川さんの裏にどーんとぶつかっていたわけです。


実は、スタッフの方のひとりと飲む機会があり、事前にこのタイムテーブルについて知ることができたのです*1が、「そんなの誰も来てくれるわけがない・・・」とFacebookで長谷川さんに突然の友達申請をし、長いDMを送り、何とかなりませんかと泣きつきました。


そんな突然かつ面倒なメッセージに対して、長谷川さんは「なぜこういうタイムテーブルになったか」という意図について大変詳細かつ丁寧なご説明を返信で書いてくれて、僕は深く納得し、誰も来ないかもしれないけど(草の根集客活動含め)がんばろう、と思うに至った、ということがありました。(さすがにDMをここに載せることはできないのですが、それにしても朝イチのお客さんの流れとか色々考えられていて感動を覚えるほどでした)*2


結果的には、想像以上に多くの方に来ていただけたし、あと個人的にも出番を朝イチで終えてカンファレンスを存分に楽しめたしで、これで本当に良かったなと。めちゃくちゃお忙しい中、めんどくさい登壇者の個別問い合わせに懇切丁寧に対応してくださった長谷川さん、ありがとうございました🙇🏻🙇🏻🙇🏻

裏話その2: 発表時間

前日夜の時点で15分の発表時間に対して30分以上もかかる、ということに気付きまして、


とりあえず寝て、朝起きたら何となく整理がつくだろうと思ったのですが、



全然整理がつかなかったのです。。


で、とりあえずスライドを削るのはあきらめて、「全部は説明せずに流れが分かる程度にだけ説明する」というページに印をつけておいて*3、その辺を飛ばしながら話すことで、Q&A用の時間もフルに使った19分30秒でなんとか話し切ることができたのでした。(ギリギリですいませんでした🙇🏻🙇🏻🙇🏻)

当日の様子

手元に写真がない *4 ので、会場に来られていた方々のツイートをお借りしつつ会場の様子をお伝えしたいと思います。












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おわりに

iOSDC、登壇者としてもいち参加者としてもめちゃめちゃ楽しかったです。トークは勉強になるし面白かったし、アイコン入りの大きめサイズのネームプレートとか、懇親会のビールとか、いろんなところに愛とこだわりを感じるカンファレンスでした。あと参加した人達みんなが口を揃えて言っていたことですが、初回にしてこんなに滞りなくいい感じに進むのってすごいことだと思います。


こんな素晴らしいカンファレンスを主催された長谷川さん、超ハードに動かれていたスタッフのみなさまには本当に感謝です。



そしてチケット代がたったの4000円。僕はトークが採択される前にスポンサーチケット(8000円)を購入していたのですが、この内容でこの値段、お得すぎます。スポンサー企業のみなさまには足を向けて寝られません。チラシにしっかり目を通してサービスを積極的に利用させていただきます。


来年もあればぜひまた参加させていただきたいと思います。ありがとうございました!

お知らせ

iOSDC Reject Conferenceにもday1、day2両方とも出させていただきます。


day1はこちらのテーマ。


day2の方は5分のLT枠で応募していて、落ちたのですが、15分枠が定員割れで空いていたので、そちらで出させていただくことになりました。


どちらもまだまだ勉強が必要な分野ですががんばって準備します。よろしくお願いします。

*1:発表前だったものの絶対に秘密というものではなかったそうです

*2:やるしかない、となった理由の決定打は、「そもそもA会場に全員が入れるわけじゃない」(→ 誰かが裏でやるしかない → 僕がそこを降りても別の誰かがそこに入ることになる → それはスタッフの誰かのトークになる)というところでした。

*3:アップした資料からはその印を削除してあります

*4:公式の写真がいずれシェアされるっぽいです!