その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

「プログラマとして食べていく」という話を福井県の学生さん達にしてきました

一昨日、福井県の「ふくい産業支援センター」さんが主催されたセミナーで、標題の講演をさせていただきました。資料はこちら。



参加者約70名のうち、75%は18歳以上の大学生・専門学校生、15%が高校生・高専生、10%が小中学校。これまでエンジニアの中で話をする機会は多々ありましたが、学生さんばかりの中で話すのは初めてでした。

内容

内容としては、「プログラミングでこんな感じでメシを食ってる人がいる」という一つの参考例として自分の働き方を紹介しつつ、プログラマとしてとりあえずやっていけるようになるまでの話と、フリーになってからおもしろい仕事を得るためにどんなことを考えながら働いているか、の3部構成でした。


50分と長尺の講演だったので、最後にFAQをくっつけて時間調整できるようにしておいたのですが、6つぐらい用意しておいたうち2つぐらいしかしゃべれず。話したうちのひとつは「お金の話」だったのですがネットに上げるとちょっと生々しいかと思いアップした資料からはカットしました。


「いっぱしのプログラマになるまで」編はこちらのスライドを使い、


「フリーランスになってから」編はこちらのスライドを使いました。


この話はこちらの記事にQ&A含め書いています。

Q&A

  • Q: 東京とくらべて福井でプログラマとして仕事をすることについてはどう思うか?
  • A: 仕事はやっぱり東京が圧倒的に多い。が、福井からであっても東京の仕事を獲得することはできると思う。(+僕ならこうする、という話)
  • Q: これをつくったときに実力が一気にあがった、というものはありますか?
  • A: 近道になったものもあまり意味がなかったものもなくて、最初は何をやっても実力につながったと思う。とにかくたくさんアプリをつくった。

温泉

主催者の方のオススメで、奥さんとの週末旅行も兼ねて芦原(あわら)温泉に泊まりました。




芦原温泉からはあの東尋坊まで車で15分・・・と旅館の人は言ってたけど本数の少ない電車とバスを乗り継いでいくとなんだかんだで1時間以上かかりました。


(東尋坊の岩牡蠣。めっちゃでかい)


福井県は恐竜の化石でも有名。恐竜博物館や発掘体験にも行きたかったのですが、福井駅からわりと離れてるので今回は断念。

おわりに

「フリーランスプログラマ」とひとくちに言っても働き方は本当に千差万別だし、働き方の好みも人それぞれまったく違うので、「こういう働き方をしている人もいるんだな」と若い人たちの今後の選択肢のひとつとして頭の片隅にでも留めておいてもらえれば、と思いつつこういう話をさせていただきました。


果たして片隅にでも残るような話ができたかどうかはわかりませんが、僕自身はこういう東京以外でプログラミングを学んでいる若い人たちや先生方に接することができて非常に新鮮な経験をさせていただきました。


主催されたふくい産業支援センターの大西さん・河野さん、紹介いただいた伴野さん、プログラミングコンテスト主催の皆様、参加された皆様、貴重な機会をいただきどうもありがとうございました!


(追記)ふくい産業センターさんのサイトでレポート記事が挙がっていました!