Xcodeのビルド設定で "Run Static Analyzer" を有効にしていると、ビルド時に静的アナライザが走ってコードの怪しい箇所を指摘してくれます。非常に助かりますが、サードパーティ製ライブラリを使用していてコードに手を入れたくないクラスや、既に問題がないことを確認済みの箇所等、静的解析が不要な場合もあります。
次の方法で、ファイル毎に静的アナライザを無効にする(そのファイルについてのwarningが出ないようにする)ことができます。
1. プロジェクト設定画面のBuild Phasesタブを開く
2. 静的解析を無効にしたいファイルを選択してリターンキー押下
3. コンパイラフラグを追加
"-Xanalyzer -analyzer-disable-checker" というコンパイラフラグを追加します。
複数ファイルを一括で無効にしたい場合は、まとめて選択した状態でリターンキーを押してコンパイラフラグを編集します。