その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

面白法人カヤックを退職しました。

今日は本年度の締め日であるとともに、僕のカヤックの最終出社日でした。


この件については、カヤックでやってきた仕事を振り返ったりとか、今後のこととかいろいろ書きたいことがあるのですが、今日はビールを多少嗜んでしまったので、とりいそぎ社内に流したメール(を一部編集したもの)をもってお知らせさせていただきます。

みなさま、おはようございます。
堤です。


チーム内では朝礼で挨拶をさせていただく機会があったのですが、
他のチームにもお世話になった方がたくさんいるので、
改めて全体に挨拶させていただきます。


12/31をもってカヤックを退職することになりました。


2010年の年始の「ぜんいん社長合宿」がカヤック初参加だったので、
ちょうど3年間お世話になったことになります。


別業界で働いていた頃、仕事が100%楽しめてなくて鬱々としていて、たまたま本屋で手に取った『カヤック会社案内』という本がカヤックとの出会いでした。


その本でカヤックの考え方に惚れ込み、ディレクターとして受けてみる実績も経験もないため落ち、それでもあきらめられなくて、webの勉強をして再挑戦。
2度目で「まぁ、いいんじゃない?」(byやなさん)と、何とか拾っていただくことができました。


なんとか憧れのカヤックに入れたものの、そこからがまた失敗続きで、サーバーサイドエンジニアとしてはまったく役に立てず(SQLのselect文から、あるいはsvn statusから教えてもらってました。。)、iPhoneやりたいと言って任せてもらった簡単なアプリの仕事でもcapがクライアントにあやまりにいくぐらいのミスをしたりと、ダメダメでした。


そんな中、カヤックに入って4ヶ月程経った頃、清さんから「アプリに専念してみたら?」と声をかけてもらったのが転機でした。
ディレクターとしては採用されず、サーバーサイドエンジニアとしては4ヶ月やっても成長が見られず、しかも当時のカヤックとしては年齢もだいぶ上の方だったので、自分にとっては最後のチャンスでした。


それからは、クライアントワークとブッコミでひたすらアプリをつくりまくり、ベトナムで玉田さん、はっしーさん、大塚さんとEncountMeをつくり、それをきっかけにかいちさんに声をかけてもらってソーシャルに移ってKOFをつくり、そこで一緒にやった嶋田さんと、ちょうどGoGoCargoを終えたマツケンさんとタップ忍者モンアツをつくり、その後阿部さんの秘蔵企画をつくり。。


最高に充実した3年間を送らせていただきました。生きている実感がはんぱなかったです。



そんなカヤック、辞めたいわけがないです。


ただ、ずっと以前から、カヤックに入るよりももっと前から「海外で働きたい」という憧れがあって、それは以前であればただの憧れでしかなかったのですが、iOSアプリをつくれるようになった今では
「今ならいける。というか今行かなかったら一生行けない気がする」
と思うようになり、それで退職を決意しました。


そんなこんなで、次の就職も、どの国に行くかもまだ決めてませんが、とにかく海外に飛び込んでこようと思います。
こんな話を、面談時にスッと理解して受け入れてくれた役員の御三方には本当に感謝です。



3年間、どうもありがとうございました!!!!!


長いですが、要約すると、みなさんお世話になりました、とにかく海外に行きたいです、という話です。


英語も全然話せないので、まずは行くだけ行って、日本の仕事をしつつ、住み慣れるところから始めたいと思っています。(まずはヨーロッパに行きたいと思っています。でもアメリカもいずれ行ってみたい)


遠隔でもいいから仕事あるぜ!とか、海外就職先紹介できるかもよ!とか、とりあえず飲もう!という方はご一報いただけるとうれしいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!