その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

iAd + nend の切り替え表示ラッパークラスを公開しました

最近は個人で出す無料アプリはもっぱら

  • メインは iAd
  • iAdの広告在庫がないときに nend

という iAd + nend の併用パターンが多くなりました。


で、iAd / nend の実装方法を調べたりとか、切り替え処理を実装したりとか面倒なので、1行で済むラッパークラスをつくりました。


こんな感じで、表示したいUIViewControllerサブクラスに 1行書くだけで iAd + nend の切り替え表示を実現できます

[[AdBannerManager sharedInstance] showAdBannerForRootViewCtr:self posY:430];


個人アプリ『i聖徳太子』や『余命電卓』でも使用してます。
(というか個人で出してる全ての無料アプリで使用してます)



詳しい使用手順

前準備: iAd と nend の準備
  • iTunes Connect で、Enable iAds する
  • nend の管理画面で広告枠を追加し、API KEY と SLOT IDをコピーしておく
  • nend SDKをプロジェクトに追加
  • iAd.framework と Security.framework をプロジェクトに追加
前準備:AdBannerManager の準備
  • AdBannerManager をプロジェクトに追加
  • {プロジェクト名}-Prefix.pchに、下記を定義。(xxxxとなっているところは手順2で nend 管理画面からコピってきたものを使う)
#define kNendAPIKey @"xxxxxxxxxxxxxxxxx"
#define kNendSpotID @"xxxxx"
バナー表示
  • 広告を表示する UIViewController サブクラスで、ヘッダインポート
#import "AdBannerManager.h"
  • 表示したいところ(例えばviewWillAppear:)で showAdBannerForRootViewCtr:posY: をコール
[[AdBannerManager sharedInstance] showAdBannerForRootViewCtr:self posY:430];

※ posY 引数にはバナーの origin の y 座標を指定します。
(たとえば430を指定すれば、バナーの frame は {0, 50, 320, 50} になります。)


ダウンロードはこちらから

gumroad にて $1 で販売しております。


http://gum.co/aROh


【注意点】

  • 横向き対応/ユニバーサル対応はしていません
  • iOS 5.x のみで動作確認しております
  • コードのみの販売です。サポート等はご容赦ください。


#この記事を書いた当初は強気の $5 だったのですが、数時間経っても売れる気配がないので $1 にしてみました。