iAd + nend の切り替え表示ラッパークラスを公開しました
最近は個人で出す無料アプリはもっぱら
- メインは iAd
- iAdの広告在庫がないときに nend
という iAd + nend の併用パターンが多くなりました。
で、iAd / nend の実装方法を調べたりとか、切り替え処理を実装したりとか面倒なので、1行で済むラッパークラスをつくりました。
こんな感じで、表示したいUIViewControllerサブクラスに 1行書くだけで iAd + nend の切り替え表示を実現できます。
[[AdBannerManager sharedInstance] showAdBannerForRootViewCtr:self posY:430];
個人アプリ『i聖徳太子』や『余命電卓』でも使用してます。
(というか個人で出してる全ての無料アプリで使用してます)
詳しい使用手順
前準備: iAd と nend の準備
- iTunes Connect で、Enable iAds する
- nend の管理画面で広告枠を追加し、API KEY と SLOT IDをコピーしておく
- nend SDKをプロジェクトに追加
- iAd.framework と Security.framework をプロジェクトに追加
前準備:AdBannerManager の準備
- AdBannerManager をプロジェクトに追加
- {プロジェクト名}-Prefix.pchに、下記を定義。(xxxxとなっているところは手順2で nend 管理画面からコピってきたものを使う)
#define kNendAPIKey @"xxxxxxxxxxxxxxxxx" #define kNendSpotID @"xxxxx"
バナー表示
- 広告を表示する UIViewController サブクラスで、ヘッダインポート
#import "AdBannerManager.h"
- 表示したいところ(例えばviewWillAppear:)で showAdBannerForRootViewCtr:posY: をコール
[[AdBannerManager sharedInstance] showAdBannerForRootViewCtr:self posY:430];
※ posY 引数にはバナーの origin の y 座標を指定します。
(たとえば430を指定すれば、バナーの frame は {0, 50, 320, 50} になります。)
ダウンロードはこちらから
gumroad にて $1 で販売しております。
【注意点】
- 横向き対応/ユニバーサル対応はしていません
- iOS 5.x のみで動作確認しております
- コードのみの販売です。サポート等はご容赦ください。
#この記事を書いた当初は強気の $5 だったのですが、数時間経っても売れる気配がないので $1 にしてみました。