その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

iBeacon+実店舗の初仕事がリリースされました(&独立のご報告)

人に会う度に「あれ、なんで日本にいるの?」「いつアメリカに戻るの?」とよく聞かれるのでまずご報告ですが、現在はフリーランスの iOS エンジニアとして日本国内で活動しております。


シリコンバレーから戻ってきたきっかけは、こちらこちら の記事に書いた通り「プライベートな事情」だったわけですが、その後しばらくしてその「事情」は落ち着き、アメリカに戻れる状況になったときに、自分としては結構迷いがありました。


理由は主に自分がエンジニアとして今後どう生存していくか的なことなのですが、本題に入る前にものすごく長くなってしまいそうなのでまたの機会に書きます。


そんなこんなで数ヶ月フラフラしつつ色々考えた結果、今年1月末に都内にちゃんとアパートを借りて引っ越し、2月から正式にフリーランスエンジニアとしての活動を開始したのでした *1


みなさまどうぞよろしくお願いいたします!!!!



・・・で、やっと本題です↓

本題:iBeacon+実店舗アプリ

今日リリースされたてほやほやの、火鍋専門店『小肥羊』で使えるメニューオーダーアプリです。



こちらの記事がわかりやすいです。


iBeaconの使い方としては実店舗での入退店管理とクーポン付与というド直球。


ちなみに僕が開発を担当したのは、このリリースされたアプリ自体ではなく、プロジェクト前段階の実証実験用アプリです。

  • 店に近づくと通知が来て地図が出て道案内してくれる
  • 入店するとメニュー等のUIが有効になる
  • 入店後しばらくするとおすすめメニューを通知
  • 退店するとありがとうございました通知&クーポン付与

みたいな機能を持つ非公開アプリをつくって、このプロジェクトの関係者一同のiPhoneに入れて実際に店に行く体験をしてみる(火鍋を食べてビールも飲む)、という実験でした。


(その頃のツイート)


その実験から得たいろいろなノウハウや反省を活かして本番アプリ開発へ、となったわけなのですが、僕はその頃はもう別のお仕事が決まっていたので本番開発には入れず、じっとスカイプを見守っていただけでした *2

きっかけ

ちなみにこの話をいただくきっかけになったのは、こんなツイートでした。



iOS+デバイス連携的なことに興味を持ち、連載とか始めたりブログに書いてたりしてたのを知っていた MTL の @i2key さんからの絶妙のトスでした。


ほんと何がやりたいとか書いとくといいことあると思いました。

他にやってること

新しいウェアラブルデバイスの開発とか、とある医療機器系のスタートアップとのお仕事とか、UIに凝ったiOS7アプリ案件とか、ありがたいことにおもしろい&勉強になるお仕事の話をいろいろといただいております。


今は書けないことばかりなのですが、書けるようになったら順次報告させていただきたいと思っております。


ちなみに僕のこれまでの実績などについては、もうだいぶ古い(2013年1月)ですがこちらのスライドに整理されています *3


まとめ

火鍋すごくおいしいので、ぜひアプリをダンロードして行ってみてください!


https://itunes.apple.com/jp/app//id839937843?mt=8


2014.3.27 追記

iBeacon / BLEといえばこの方、という わふうさん 執筆の iBeacon 解説書 for Kindle。こちらも昨日出たばかり。僕も速攻ポチりました。



*1:AppSociallyの問い合わせ対応的なことは続けていて、CEO高橋氏とはいまも良き友人です。

*2:リリースアプリのじゃんけんボーナスチャンス機能だけは担当してたりします

*3:このときはフリーでやっていこうと決めてたわけじゃなく、海外で働くにあたってリモートで日本の仕事をやる可能性も模索する意味でお仕事募集してました