静的アナライザによる解析を特定のファイルで無効にする
Xcodeのビルド設定で "Run Static Analyzer" を有効にしていると、ビルド時に静的アナライザが走ってコードの怪しい箇所を指摘してくれます。非常に助かりますが、サードパーティ製ライブラリを使用していてコードに手を入れたくないクラスや、既に問題がないことを確認済みの箇所等、静的解析が不要な場合もあります。
次の方法で、ファイル毎に静的アナライザを無効にする(そのファイルについてのwarningが出ないようにする)ことができます。
1. プロジェクト設定画面のBuild Phasesタブを開く
2. 静的解析を無効にしたいファイルを選択してリターンキー押下
3. コンパイラフラグを追加
"-Xanalyzer -analyzer-disable-checker" というコンパイラフラグを追加します。
複数ファイルを一括で無効にしたい場合は、まとめて選択した状態でリターンキーを押してコンパイラフラグを編集します。
Twitterの全ツイートアーカイブを閲覧するiOSアプリを公開しました
今日付けで、日本ユーザーもTwitterの過去の全ツイートをダウンロードできるようになったようです。
Twitter、「全ツイート履歴」をダウンロードできる機能、日本でも提供開始
で、けっこう自分の過去のツイートを見るのが楽しくて、専用ビューアアプリでちまちま見返したいなぁと思い、つくりました。
Githubにアップしてあるので、tweetsフォルダを入れ替えさえすれば、自分専用全履歴ビューアのできあがりです。
iPhone/iPad両対応のユニバーサルアプリとなっております。(というかiPadじゃないと見づらいです。これってどうにかするとスマホ用表示になるんでしょうか?)
使い方
1. 自分の全ツイートアーカイブをダウンロードしてくる
手順はこちら。(手順といっても、設定に追加された「全ツイート履歴をリクエストする」ボタンを押すだけです。)
2. 既存のtweetsフォルダを削除する
3. 自分のtweetsフォルダを追加
ダウンロードした tweets.zip を解凍すると出てくるtweetsフォルダごと、プロジェクトに追加します。
Foldersのラジオボタンで "Create folder references for any added folders" を選択してください。(重要!!!!)
4. ビルドして実機にインストール
実装の中身
ご想像の通り、UIWebViewで表示しているだけです。
ライセンス
MITです。
iTunesとのドキュメント共有機能をつけて、zipごと放り込んでDocumentsフォルダに解凍するようにすれば、(一般ユーザも使えるので)ストアで売れるかもしれません。。