その後のその後

iOSエンジニア 堤 修一のブログ github.com/shu223

アプリ開発の幅が広がりそうなiPhoneのアクセサリ

先日の記事を書いていてVGAアダプタについて調べてたらApple Storeのアクセサリページに行き着き、実にいろいろ出てることを知りました。


そういえば、かれこれ4年ぐらい、アクセサリの存在を忘れてました。その頃からすると時代はかなりすすんでいるようです。


というわけで気になったものの中で、アプリ開発の幅を広げてくれそうなものをピックアップしてみました。


ギター用アクセサリ『IK MULTIMEDIA iRig』

iRigを使ってiPhone/iPadをギターアンプにしちゃおう!iRigが使えるアプリまとめ!!


IK Multimeda iOSデバイスのための高音質ギター・インターフェース iRig ブラック
IK Multimedia(アイケーマルチメディ) (2012-11-07)
売り上げランキング: 160

iPadのCMでおなじみのギター用アクセサリです。AmpliTube iRigは、iPhone/iPod Touch/iPadをギター・アンプ & エフェクト・システムに変貌させる、画期的なソリューションです。


超楽しそう。


昔はリズムマシン、エフェクター、MTR、そしてそれぞれの機材ごとに必要なACアダプター、シールド(ケーブル)で部屋がカオスになっていましたが、今はiPhoneと楽器だけで済んでしまいそうです。

製品のポイント
楽器入力とヘッドフォン出力を同時に実現する、シンプルなインターフェース。 ギター/ベースに最適化された、1/4" Phone入力端子。シンセ、キーボードなども接続可能。 ヘッドフォン、アンプ内蔵スピーカーを接続可能な、ステレオ・ミニ出力端子。 iPhone/iPod touch*/iPad標準仕様のヘッドフォン/マイク接続端子。 AmpliTube for iPhone/iPadはもちろん、他のレコーディング・アプリなどでも利用可能。


とあるので、自作アプリでアレコレやるのも楽しそうです。ちょうどオーディオ入出力系のフレームワークを先日さわってみたところなので、これで何か作ってみようと思います。


外部センサを接続できる『Fisica Sensor Key』

http://www.soneru.com/rek-iphone-cyclecomputer-app

このFisica Sensor KeyはANT+という低消費電力無線通信用の規格に対応していて、ANT+に対応しているセンサーであれば、どこのメーカーの物でも接続できます。

比較的価格の安い物でO-Synceが出している上記の写真のもの(注:写真にあるのはスピードセンサー、ケイデンスセンサー)や、有名なブランドではGarminのものなどがあります。日本語に対応しているWiggleというUKのサイトでも購入することができます。これにプラスして脈拍が計れるハートレートセンサーを加えるとより楽しいです。


ANT+ってのが自転車関連センサに特化した規格なのか、もっと汎用的なものなのかわからないけど、iPhoneにないセンサをいろいろ使えるとするとすごく可能性が広がりそう。


(ANT社のweb)
http://www.thisisant.com/


脳波を感知するヘッドセット『XWave』

http://blogs.itmedia.co.jp/saito/2010/12/iphone-f395.html

ニューロスカイ社は開発者向けにAPIを提供しており、2011年中には脳波で操作可能なiPhoneアプリやゲームが登場するだろう。


そういえば、以前お会いしたことのある、『雑魚と雑魚』というユニットの方が脳波を使用したアプリを作ったとおっしゃっていたのを思い出しました。
http://zacotozaco.com/?p=51


この『MindSet』ってのは『XWave』の改名版?
http://www.neurosky.jp/mindset/


MIDIインターフェース『MIDI Mobilizer』

http://jp.line6.com/midimobilizer/


MIDI Mobilizer は、Apple iPhoneまたはiPod touchに接続するだけで、いつでも、そしてどんな場所でもMIDI情報の再生とレコーディング、バックアップが可能です。


AmazonでiRig買おうとして発見。CoreMIDIも出たことだし何かできそう。



というわけで手始めに一番上のiRigってのを買ってみました。何か作ったらこちらで報告させていただきます。